ジューンベリー、桑の実(マルベリー)、アンズに続き、今庭でどんどん取れるブルーベリーのジャムを作った。
ビンは熱湯消毒し、ブルーベリー300gにグラニュー糖140g、レモン半個分を加熱する。煮詰め具合がいつも難しく、水分を飛ばしすぎると冷えたとき堅いジャムになってしまう。わが家ではパンに塗るジャムというより、ヨーグルトにかけるソースなのでゆるめにした。
できあがったのは400mlほど。10日と持たないな。これからしばらく3日に1回ジャムづくりになる。グラニュー糖買いに行かなくちゃ。
上の写真のレモンは妻の実家のもの。収穫からずいぶん時間が経ってしまい、ちょっとしなびかけ。
レモン・・・と聞いて思い出すのは、高村光太郎の智恵子抄「レモン哀歌」、さだまさし「檸檬」そして栃木乳業の「レモン牛乳」の3つ。
そんなにもあなたはレモンを待っていた
かなしく白くあかるい死の床で
わたしの手からとった一つのレモンを
あなたのきれいな歯ががりりと噛んだ (智恵子抄 レモン哀歌冒頭)
喰べかけの夢を聖橋から放る
各駅停車の檸檬色がそれをかみくだく
二人の波紋の広がり数えたあと
小さな溜息混じりに振り返り
消え去る時には こうしてあっけなく
静かに墜ちていくものよ (さだまさし 檸檬より)