Walk on by

お気に入りのダイアナ・クラールの中でも好きなアルバム「QUIET NEIGHTS」
その中のお気に入り　Walk on By

♪if  you see me walking down the street
 And I start to cry each time we meet
 Walk on by,walk on by
 make blieve

I break down and cry

I just can't get over losing you

The tears and sadness you gave me
When you said goobye

Walk on by
Walk on by ♪

ディオンヌ・ワーウィックが歌ってヒットした曲だが、彼女の歌はこの歌詞に合わずアップテンポで陽気なのだ。悲しい歌なのに。ダイアナ・クラールの枯れた声がいい。
YouTubeでリオのライブでこれが聴ける。

もし、街で私を見かけても
黙って通り過ぎてね
泣き始めてしまうから
お願い

私は傷つき、涙が止まらない
あなたを失ったことから　立ち直れない
あなたが別れを告げ、涙と悲しみが私を満たした

歩き続けて　止まらないで
歩き続けて　止まらないで

自分を捨てた相手が同じ街に住んでいたら、辛いだろうな。
その人の幸せを喜ぶことなどできる訳がない。傷つき続ける。
自分を傷つけ続ける。

すぐそばの宇宙人

すぐそばの宇宙人
　　　　小椋　佳（「かなうなら夢のまゝで」）

♪・・・
女ってのは　なんだろう
筋道なしに　平気で変わる

・・・
犬や猫の　心を
はかるほうが　たやすいって

女ってのは　恐いって
気味悪そうに　あいつが言う

すぐそばの　宇宙人
そうとでも　思わなきゃ
男は　気が狂う

本当の宇宙人より
恋とか　愛とかいう
謎が　ひとつ　不思議な

すぐそばの　宇宙人
可愛い　宇宙人
限りない　クェッションマーク

本当の宇宙人なら
逢えば時間が
片づけそうな　疑問もとけそうにない

すぐそばの　宇宙人　♪

　自分のこともわかっていないのに、他人のことなどわかるはずもない、他人は所詮他人、人はそれぞれ、と頭では理解しようとしても、そう簡単にできないのが凡人である。そう理解しようとしてできない、67年間も人間やってる自分の情けなさだ。

　夫婦についても全く同じ。この歌のように「宇宙人」としか思えない。時折は可愛いと思うが、心拍数の上がることの方が多いか。限りない？なのである。お互いそう思っていらだちつつ、我慢しているのかも知れない。平野レミの夫であった和田誠のようにはなれないな、といつも思う。

What Kind of Fool

What Kind of Fool
             (Barbra Streisand “GUILTY”より)

Who's sorry now?
There was a world when we were standing still
And for a moment we were separated
And then you find her, you let the stranger in

who's sorry now, who's sorry now?
What kind of fool tears it apert?
Leaving me pain and sorrow

Losing you now wonderin' why?
Where will I be tomorrow?

Was there a moment when I cut you down?

I only apologize

今　どちらが謝るべきなの？
僕らがまだ続ける手立てはあったのに・・
でも、僕たちは離ればなれになった
僕の知らない誰かが君を奪った

誰が、ごめんなさい？誰が謝るの？
なぜ愚かなものがそれを引き裂いたのか？
僕に痛みと悲しみを残して

君を失って、今頃なぜだろうと考えている
明日はどこにいるのだろう？

僕が君を捨てたことがあったろうか？
理由も告げずに去った君

知りたいことはたくさんある
聞きたいことはたくさんある

でも、今はただ、君に謝りたいだけ

野菜と花のアレンジメント

　妻が頼まれて上の講座の講師をした。いろいろ私も下働きをして汗をかいた。
下は上に一部写っている彼女（この講座を企画。「それぞれ」というお弁当屋をひとりでやっている）が、この講座用に作った昼食のサンドイッチ。

左からタンドリーチキン＆摘果ミカン、フレンツェのナスとミートソース、あんことカボチャ、フムス＆ナス＆エホバク＆パプリカ。フムスはひよこ豆のペースト。どれも美味。他では見ないサンドイッチです。１個でお腹いっぱいだけど全種類食べてみたくなります。

この不定期講座、上のサンドイッチ１つと飲み物が付いて、材料代込み６６００円は高い？

ヘビウリって知ってます？野菜ですよ。

人間臨終図巻（上巻）

　恐ろしい本を見つけた。歴史上の著名人・有名人がどんな最後を遂げたか、を集めた１９８６年出版の本で、この上巻では十代から６４歳までに亡くなった人が載せられている。若くして亡くなる原因は、病気よりも事故、殺人、自殺、拷問死が目立つ。
　知っていたものの、３０歳で特高の凄惨極まる拷問で殺された小林多喜二には多くのスペースが割かれている。人間はどこまで残酷になれるのだろう。
　この本で、幸せな最期を遂げた人はほとんどいない。だから死は怖いのか？

ジーマミー！

生の落花生がたくさん手に入る。ジーマミーを作った。沖縄の郷土料理で落花生の豆腐であるが、強い弾力を持ちつつ、つるんとしていてすごく美味しい。ウチは甘めのタレをかけて食べる。胡麻豆腐より好きかも。調理で残ったおからも「卯の花」にしていただく。これも美味しい。
　ジーマミーは地豆で、地面の中で豆ができる不思議な植物であるが、一般にはこの不思議さが知られていない。
　そう言う私もこれを育てて、初めて知った。普通のマメ科のように地上で黄色の蝶形花をつける。花が終わると花茎が伸びて土にもぐるのである。だから落花生なのである。そして土の中でご存知の殻を持った豆ができる。でもなんでもぐるのだろう？昆虫に狙われないためかな？

新しい分かり方

　以前読んだ「考えの整頓」の佐藤雅彦の著作。この本の前半４分の３は写真や絵で構成されていて、「へぇー！」と唸ってしまう面白いものばかり。分かる、とは何なのかわ，考えさせられ、人間の脳の不思議さを思う。万人におススメ！