坂庭修 問わず語り

出がらしにだからこそできる役目や若い奴らに残せることがあるんじゃないか

殺虫剤の恐怖

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 戸建ての1階に母が、2階に我々家族が住んでいる2世帯住宅なのだが、1階のゴキブリが2階に進出してきた。ゴキブリホイホイとかブラックキャップとか仕掛けるが効果なし。写真左のものは、隙間にシュッとワンプッシュで、ゴキブリが出てきて死ぬという製品。これが効く。1日2日で本当に明るいところに出てくるがすぐに死なず断末魔が長い。これが家人を恐れさせている。

 その右の2つは空中にワンプッシュで蚊を殺す効果12時間という製品である。同じメーカーだが真ん中は古くて3年以上前のもの。右は最近買ったものだが容量全く同じなのに容器大きくしてお得感出し、成分は弱くなっている。

 これらはどれもピレスロイド系の薬剤で神経毒である。哺乳類ではすぐ分解・代謝が行われるので安全性が高いといわれるが、噴霧すれば人間もこれを吸い込んでいるのだ。ほんのわずかな気体に触れただけでゴキブリや蚊がピクピクになるのに、本当に安全か?

 ピレスロイド自体は昔からの蚊取り線香の成分だが、あまりに濃度が高くないか?ワンプッシュで効き目が12時間とか24時間とか可能なのだが、連続使用で床面の濃度が濃くなったという報告もある。

 安全性が高い、を私は信じないことにしている。食品も然りだが、この国の基準は決して安全を保証しないと思っている。